塵芥

ゲームの事しか書けません。アイコン等はフリーのものをお借りしています。(ブログサムネはぱくたそ様より拝借しています)

人生どうでも飯田橋

恐らく最近の諸々の精神的負荷の話(特に人様に1対1で直に吐き出すにはちょっと重たい話)をするのでそんな話を聞いたら心が参っちまうぜという方はお引き取り下さい。多分その方が身のためなのです。です。


人払いが済みましたね。
2月の終わりの頃から実家に帰省しています。知らねーよという方の方が多いと思うので説明すると、私の実家は、父母と兄、それから祖父母が一緒に住んでいる大所帯なんですね。祖父母はもう御歳91です。やっば。
人間、91歳にもなると体にガタがきますね。歩行がままならなくなったり、転びそうになったり、あるいは本当に転んだり。腰が偉く曲がったり、自分の飯が満足に食べられなくなったり、風呂に入れなくなったり、トイレが出来なくなったり。
そういうのを見ていると、たまらなく辛くなるわけです。元気だった頃の2人を知っているからなおのことです。私が小さい頃なんかは、「まだまだ元気だから」と言って腕立て伏せをして見せてくれた人が、つまづいてしまうのに外に出るからって靴を片付けられてしまってるんですよ。悲しくて、仕方なくて。
でもきっと、一番辛いのは本人達で。特に二人ともボケきっていなくて、短期記憶こそ危ういものの、色んなことの記憶がしっかりしていて。出来ていたことが毎日緩やかに、でも確実に出来なくなっていくっていうのは、どれだけ辛いんだろう。それを受け入れなきゃいけないなんて、私には無理な気がします。
おじいちゃんはThe昔の男なので何も出来ない上に、関節の可動域がめちゃくちゃ狭まっているので、人の手を借りないと何も出来ない、みたいな状態なんですよね。それでおばあちゃんやらお父さんやらに叱られてるのとかもう、見ていられなくて。The昔の男人間なので多分プライドもそこそこ高いのだけれど、私だったら耐えられないなぁ、という対応を見ていて辛くなってしまう(勿論、祖母と父が悪い訳ではなく、と言うより誰も悪くない、強いて言えばわがままが過ぎる祖父が悪いくらい何ですけれど)。
誰も悪くないのに、家の中がどこか荒んでいるのが辛いし、こんなこと人に言うことでも無いし、去年の春に実家に帰った時からずっと抱えていたんですが、精神衛生に悪い気がしたので供養。悪しからず。